ミニ株と通常の株式投資の違い

ミニ株と通常の株式投資の違いで注意しなければならにことがあります。



その中のひとつに、ミニ株の取引では、注文をした次の日の一番最初に

ついた値段、つまり「寄り付き」で売買が成立するということがあります。



特に金曜日に注文を出した場合、土日は取引がありませんので、

翌週の月曜に売買が成立するということになります。



また、売買注文では、通常の株式投資のように、自分で売値や買値を

いくらでと指定する「指し値注文」ができませんので、いくらで株を

買えるのかは、取引当日になってみないとわからないのです。



特に取引が少ない銘柄などは、買い注文を出した日の株価と、

売買成立時の株価が大きく違ってくる可能性もあるので、

ミニ株初心者などは、株価の値動きが比較的少ない大型株や、

安く買うことのできる低位株を選んだ方がいいでしょう。



この大型株とは、造船や鉄鋼、電気、電力などの業種に多い、

一般的に資本金1,000億円以上の会社を指し、比較的株価は安めです。



なぜ、この大型株の株価の変動が少ないのかといえば、大型株は

株式数が多いため、かなりの売買がなければ株価が動きません。



また、低位株はその名の通り値段の低い株のことですが、低位株には

大型株が多いことから、「大型低位株」と呼ばれることもあります。



このようにミニ株の場合には、「指し値注文」がなく、「寄り付き注文」で

売買が行われるということを理解しておきましょう。

ミニ株の口座開設方法

ミニ株の売買をするためには、まずは証券会社で口座開設をする

必要があります。



現在ではインターネット上での口座開設の申し込みが利用できるので、

忙しい人にとっては便利です。



まずは自分が口座を開設したい証券会社のホームページに行き、

申し込みをします。



その後、証券会社から書類が送られてくるので、「総合取引口座申込書」に

氏名や住所などの必要事項を記入し捺印をし、印鑑と身分照明証

（保険証や免許証）などの必要書類を添えて返送します。



数日から2週間程度で口座開設が完了したという案内が届きますので、

これで手続きは完了ということになります。



店頭で手続きする場合は、印鑑と身分照明証（保険証や免許証）を持参

すれば、詳しく説明を聞きながら手続きができますので簡単に申し込みが

出来ます。



口座開設の手続きが終わると、正式に注文を出せるようになりますが、

この口座に資金がないと株を買うことは出来ません。



つまり口座に入金されている資金の範囲で株を買うことになるわけです。



口座に入金する資金は、買いたい「銘柄」と「株数」を決め、257円の株を

100株買いたいのであれば、257円×100株＝25,700円と、

取引手数料を合えあせた額を入金する必要があります。



そして入金手続き後、口座に資金の入金が出来ていることをしっかりと

確認できれば、はじめて株を買うことが出来るようになるのです。



そして、株をいくらまで購入できるかを示しているのが、「買付余力」

ということのなります。

 

ミニ株情報の集め方 その２

ミニ株の株情報を得るためには、ニュースや新聞、

インターネット上のブログやサイト、

さらにはカルチャーセンターなどでも、

ミニ株の講座などが開かれています。


その他にもインターネット上に、ミニ株の情報の掲示板

というものもあります。


この掲示板では、ミニ株を購入する際のメリットやデメリットなど、

ミニ株に関するさまざまな情報などを聞く事ができるようです。


また、３万円分や５万円分など、自分のミニ株購入資金を

公表することによって、よりよいおすすめのミニ株銘柄まで

教えてくれることもあるそうです。


また、ミニ株の株情報を集める上では、

同じ銘柄のミニ株を持っている人の情報は

とても参考になります。


決してそれだけを頼りにすることは出来ませんが、

今後の売買などに役立つ可能性はとても大きいでしょう。


あと、ミニ株の株情報の掲示板を利用して、

単に株情報だけを得るのではなく、それぞれの会社の

株主優待などを比べてみるというのも面白いですよ。


また、ミニ株の株情報は、自分が利用している

証券会社からも入手する事ができるようです。


証券会社を上手く利用することも忘れないで下さいね。


そして最近では、パソコンを凌ぐ普及率を見せ、

誰でも持っている時代にもなりましたが、

携帯電話でもミニ株の株情報を集める事が

できるようになりました。


携帯電話は外出先やちょっとした時間でも

株情報を集めることができるという点では、

とても有効な手段なので是非利用してみて下さい。